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- 2026.10.08
- その他
- 秋の不調は「肺」が原因?東洋医学で見る秋の体調管理
ここにきて、秋の気配が一気に訪れたように感じます。
とはいえ、今年は例年より一日の中の寒暖差や日ごとの寒暖差が大きいように感じるのは気のせいでしょうか?
また、インフルエンザなどの流行も例年より早まっているようです。
この記事では、秋に体調を崩しやすい理由を東洋医学の「肺」の考え方から解説します。
東洋医学では「秋は肺が旺気する」季節
以前、東洋医学でいう「五臓」は季節の影響を受けるというお話をしました。秋は「肺が旺気(おうき)する」季節といわれます。
これは、肺の働きが一年で最も盛んになる時期だということです。
裏を返せば、肺に少しでも問題があると、大きな影響を受けやすい時期でもあります。
東洋医学の「肺」は呼吸器だけではない
ここでいう「肺」は、現代の解剖学でいう肺そのものではありません。
東洋医学の「肺」には、次のような働きが含まれます。
- 呼吸器系:鼻・のど・気管・肺など
- 皮膚:体を外敵から守る防御の働き(バリア機能)も含みます
- 水分の巡り:「肺は水道を通調する」とされ、体内を巡る水や血の流れにも関わります
- 気と感情:気の働きに関わり、「悲しみ・憂い」の感情とも結びついています
肺の働きを「側溝」に例えると
少し表現は悪いですが、側溝に例えてみます。肺の働きが悪くなると、側溝に汚れが溜まって水の流れが悪くなるような状態になります。
すると、水を送るポンプ(心や肝の働き)がいくら正常でも、ポンプ側に負担がかかってしまいます。
肺と心(こころ)の関係
肺は気の働きにも関わっています。
そのため肺の働きが落ちると、いつもよりネガティブな気持ちになりやすくなります。
逆に、強い悲しみや憂い、悩みが続くと、肺の働きが落ちるとも考えられています。
肺の働きが落ちると起こりやすい秋の不調
肺の働きが弱ると、秋には次のような症状が出やすくなります。
| 分類 | 主な症状 |
|---|---|
| 呼吸器の症状 | 風邪、鼻水、咳・痰、発熱・悪寒、声がれ、喘鳴(ぜんめい)など |
| 皮膚の症状 | 乾燥、かゆみ、肌荒れなど |
| 体の表面の冷え | 寝違え、ぎっくり腰など |
| 心の症状 | 気分の落ち込み、うつ傾向など、精神的に不安定になりやすい |
| 胃腸の症状 | 下痢などのお腹の不調 |
胃腸の粘膜も、外界と接しているという意味では体の「表面」です。そのため体が冷えたり肺の働きが落ちたりすると、下痢などの胃腸症状も起こりやすくなります。
当院「相火堂はりニック」では、患者様の訴えをお伺いしながら、季節による影響も考慮し、その時々の状態に合わせて最適なツボを選択し、治療を進めています。



