熱中症を東洋医学で考える|薩摩川内市で肩こり・腰痛・ストレス改善が得意な鍼灸院をお探しなら相火堂はりニックへ

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2026.08.10
その他
熱中症を東洋医学で考える
先日の熊本地震や、最近の線状降水帯による被害で被災された方々に、改めて心よりお見舞い申し上げます。

【熱中症を東洋医学で考える】
今、私たちの身近な脅威になっているのが熱中症です。
今年は全国的に40度を超える酷暑日が続発し、例年とは暑さの質そのものが違うと感じています。
薩摩川内市でも38.4度を記録し、34〜35度の日が続いています。
私が学生だった40年ほど前は、この時期32度になれば「すごい暑さだ」と言っていたものですが、今はその感覚が通用しません。
連日、熱中症の話題を聞かない日はありません。
今回は、東洋医学の立場から熱中症を少し考察してみます。

【東洋医学から見る熱中症のメカニズム】
・環境要因の暑さは、病の原因となる「暑邪(しょじゃ)」(あるいは「熱邪」)とされます
・暑邪は心(しん)を傷めます
・心は熱を持ちやすく、また精神活動にも深く関与しています
・心と汗は関連が深く、汗は血が変化したものと考えられているため、大量に汗をかくと血が消耗されます
・高齢者はもともと腎の働きが落ちています。腎は水を主(つかさど)り、心が熱を持ちすぎないよう調整する役割を担っています
・肝は血を蔵し、腎は精を蔵するとされ、この肝血と腎精はもともと水穀(飲食物)から生成される「精血同源」の関係にあり、どちらかが不足すると互いに補い合おうとします

その結果、このバランスが崩れると精血ともに不足し、心が熱を持ちすぎて精神活動が十分に行われなくなり、失神したり、重症化すると命に関わることもあります

【熱中症対策の基本】
東洋医学の視点をふまえても、対策の基本は変わりません。
・涼しい場所で過ごす
・食事をしっかりとる
・適度に体を動かして筋力をつけ、体温調節・血液循環を良くする
・睡眠をしっかりとる

【鍼治療でできること】
もちろん、これらの対策に加えて、普段から体調を整えておくことも大切です。
全身調整を目的とした鍼治療をご利用いただくことで、暑さによる体調の崩れを未然に防ぎやすくなります。
胃腸をはじめ身体全体の働きを整えて、この暑い時期を一緒に乗り越えましょう。